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Hundred Apples From Mailbox (17 May, 2020)

¥24,000 税込

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自宅に届けられた紙類をA6以内(手紙の封筒に入るサイズ)に切り、日々リンゴをスケッチしていくというコロナ渦中で始めたシリーズです。個人的には誰かの誕生日プレゼントとかに使ってもらえるのも良いかと。

Granny smith:外出を自粛し、はや2ヶ月以上。毎日3食を家で食べることになり1ヶ月がすぎたあたりのこと。美味しいものは食べたいけれど、何をつくるのか考えるのが大変なので、朝はコーンフレークで済ますと決めてみよう、となった。いままでの人生でコーンフレークの習慣ははじめてだけれど、慣れてしまうと別になんともない。ロックダウン中の他のことと一緒でしばらくすると慣れてしまうもの。そして、朝食について考える分の脳を他にまわせるようになった。ヨーロッパで最もよくみる青リンゴの一つ。ビートルズのレコードジャケットの青リンゴ。オーストラリアのスミス夫人によって、明治維新の年に発見された。Malus sylvestris を親に M. domestica が花粉親と言われる。

サイズ:14.3×10.2cm
素材:コーンフレークが入っていたパッケージの厚紙に顔彩、色鉛筆、油性ペン
サイン:日付とともに前面にあり

※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。
※価格はドイツからの配送料を含みます。
※専用画材ではない支持体に描かれていることをご理解いただける方のみお求めください。

Hundred Apples From Mailbox
インターネット上のリンゴの画像を読み込んでデータベースをつくり、機械学習させてひとつの「一般的なリンゴ」を導き出す(2019秋の青森での展覧会)。それをやってみた感想は「今のところ、リンゴの画像を集めてデータベースを作り、それから最も一般的なリンゴを導き出すアルゴリズムそのものも僕の精度の方が上」でした。と同時に「いつまでも僕のほうが上とかいう問題じゃないだろうな」という冷たい汗をかきました。
読み込む数を増やしてデータベースの量と学習の精度を上げるなんてことをいまだに人間のほうに課すなんてナンセンスだと言う人もいるだろうけど、まずはまとめて自分の脳に取り込んでみようとしばらく前からはじめています。いまだに「取り込み」に手描きじゃないと脳に入っていかないとは、思ったよりも自分はアナログサイドにいるようです。
僕のやってることは直接コロナ渦をテーマの中心にもってくることはないけれど、こういうことを躊躇なくはじめられる事に関してはいい時勢だなと思います。家のポストに届いた封筒とか広告とか配送のダンボールとかをA6以内の小さいサイズにしてリンゴをスケッチする。100にはあんまり意味はなくて「たくさんでほぼ毎日」みたいな意味です。

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