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Manuscripts Manuscripts (ロゴとステイトメントのために)
¥76,000
SOLD OUT
このサイトのロゴを考えるのと、ステイトメント(サイトの説明文)を考えるにあたって書いた原稿 もともとは文章の先端に、僕が発表するいろいろなメディアの一部を描いていたものです。映像インスタレーション(なのでカエルがいたり)やプロジェクト(石が描かれていたり)、などです。文字列なのに読むほうが身体の角度をかえたり、紙を回さなければならないというフィジカルな要請が発生してしまっていることが(迷惑きわまりないですが)、紙に書かれた原稿と実際の表現の関係とある部分で相似形を持つな、などと考えてながら書いたものです。 制作年:2020年 サイズ:29.7×21cm サイン:表面にあり(りんごの実のすぐ上あたり) 素材:コクヨセクションパッド、サラサペン黒、水性顔彩、ボールペン(赤青緑) KOKUYO SECTION PAD, ZEBRA SARASA PEN(BK), mineral pigments paint,ballpoint pen (red, blue, green) ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます ※実際に原稿として使用されたもので多少の折れ等があります。ご理解いただける方のみお求めください。
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Hundred Apples From Mailbox (17 May, 2020)
¥24,000
SOLD OUT
自宅に届けられた紙類をA6以内(手紙の封筒に入るサイズ)に切り、日々リンゴをスケッチしていくというコロナ渦中で始めたシリーズです。個人的には誰かの誕生日プレゼントとかに使ってもらえるのも良いかと。 Granny smith:外出を自粛し、はや2ヶ月以上。毎日3食を家で食べることになり1ヶ月がすぎたあたりのこと。美味しいものは食べたいけれど、何をつくるのか考えるのが大変なので、朝はコーンフレークで済ますと決めてみよう、となった。いままでの人生でコーンフレークの習慣ははじめてだけれど、慣れてしまうと別になんともない。ロックダウン中の他のことと一緒でしばらくすると慣れてしまうもの。そして、朝食について考える分の脳を他にまわせるようになった。ヨーロッパで最もよくみる青リンゴの一つ。ビートルズのレコードジャケットの青リンゴ。オーストラリアのスミス夫人によって、明治維新の年に発見された。Malus sylvestris を親に M. domestica が花粉親と言われる。 サイズ:14.3×10.2cm 素材:コーンフレークが入っていたパッケージの厚紙に顔彩、色鉛筆、油性ペン サイン:日付とともに前面にあり ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます。 ※専用画材ではない支持体に描かれていることをご理解いただける方のみお求めください。 Hundred Apples From Mailbox インターネット上のリンゴの画像を読み込んでデータベースをつくり、機械学習させてひとつの「一般的なリンゴ」を導き出す(2019秋の青森での展覧会)。それをやってみた感想は「今のところ、リンゴの画像を集めてデータベースを作り、それから最も一般的なリンゴを導き出すアルゴリズムそのものも僕の精度の方が上」でした。と同時に「いつまでも僕のほうが上とかいう問題じゃないだろうな」という冷たい汗をかきました。 読み込む数を増やしてデータベースの量と学習の精度を上げるなんてことをいまだに人間のほうに課すなんてナンセンスだと言う人もいるだろうけど、まずはまとめて自分の脳に取り込んでみようとしばらく前からはじめています。いまだに「取り込み」に手描きじゃないと脳に入っていかないとは、思ったよりも自分はアナログサイドにいるようです。 僕のやってることは直接コロナ渦をテーマの中心にもってくることはないけれど、こういうことを躊躇なくはじめられる事に関してはいい時勢だなと思います。家のポストに届いた封筒とか広告とか配送のダンボールとかをA6以内の小さいサイズにしてリンゴをスケッチする。100にはあんまり意味はなくて「たくさんでほぼ毎日」みたいな意味です。
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Hundred Apples From Mailbox (16 May, 2020)
¥24,000
SOLD OUT
自宅に届けられた紙類をA6以内(手紙の封筒に入るサイズ)に切り、日々リンゴをスケッチしていくというコロナ渦中で始めたシリーズです。個人的には誰かの誕生日プレゼントとかに使ってもらえるのも良いかと。 Boskoop:(たぶん) 5月8日にポストに投函されてたのに気がつかなかった、Tag der Befreiung(終戦記念日っていうかナチズムによるベルリン占領からの解放を祝う日。ベルリンだけの祝日、に関するリーフレットみたいなもの。この品種は去年あたりから復刻版みたいな感じでいろんな場所で見る。僕の記憶だともともと青リンゴに属してたはずだけど、最近のものは赤いリンゴ。フランスでは「さび」部分が全体を覆っているほぼ梨みたいな見た目の品種もあった。 サイズ:14.3×10.3cm 素材:印刷物に水彩絵の具と油性ペン サイン:日付とともに前面にあり ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます。 ※専用画材ではない支持体に描かれていることをご理解いただける方のみお求めください。 Hundred Apples From Mailbox インターネット上のリンゴの画像を読み込んでデータベースをつくり、機械学習させてひとつの「一般的なリンゴ」を導き出す(2019秋の青森での展覧会)。それをやってみた感想は「今のところ、リンゴの画像を集めてデータベースを作り、それから最も一般的なリンゴを導き出すアルゴリズムそのものも僕の精度の方が上」でした。と同時に「いつまでも僕のほうが上とかいう問題じゃないだろうな」という冷たい汗をかきました。 読み込む数を増やしてデータベースの量と学習の精度を上げるなんてことをいまだに人間のほうに課すなんてナンセンスだと言う人もいるだろうけど、まずはまとめて自分の脳に取り込んでみようとしばらく前からはじめています。いまだに「取り込み」に手描きじゃないと脳に入っていかないとは、思ったよりも自分はアナログサイドにいるようです。 僕のやってることは直接コロナ渦をテーマの中心にもってくることはないけれど、こういうことを躊躇なくはじめられる事に関してはいい時勢だなと思います。家のポストに届いた封筒とか広告とか配送のダンボールとかをA6以内の小さいサイズにしてリンゴをスケッチする。100にはあんまり意味はなくて「たくさんでほぼ毎日」みたいな意味です。
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Hundred Apples From Mailbox (18 May, 2020)
¥24,000
SOLD OUT
自宅に届けられた紙類をA6以内(手紙の封筒に入るサイズ)に切り、日々リンゴをスケッチしていくというコロナ渦中で始めたシリーズです。個人的には誰かの誕生日プレゼントとかに使ってもらえるのも良いかと。 Royal Gala: 5月18日にArt Center Ongoingのトークイベントに参加した。三密を避けたオンラインでのトークなどのオンゴーイングスタジオというものの第一弾として。Youtubeに記録が残っているので、みたい人はそちらまでどうぞ。 https://www.youtube.com/watch?v=maaOG7TK28A お題は「コロナ時代のパフォーマンス表現」。内容について話し出すとまた長くなってしまうので、可能であればそちらをみてください。そもそもOngoingには僕自身が直接関わってこなかったのですが、今となって立派なアーティストになっている可愛い後輩たち(すでにみんなおじさん)が若い頃から随分お世話になっているので、僕なりにできることがあれば、ということで、小川さんからのトークの依頼も受けました。もちろんギャラもお断りしています。後輩という人が多いのは、相模原にあったボイスプランニングというスペースを何年かやっていて、そこでは基本的に僕が年齢的に一番上だったので、集まる人がみんな後輩だったのです。なんか、みんなおじさんになった今でもお酒の場面の会計とかは全部出さなきゃならない気がしてそわそわします。そしてOngoingはコロナによる打撃からなんとか運営を持ち直そうと新たにスタンプカードのプロジェクトもはじめたとのこと。それはこちらです。ongoing.jp/scdp/ その、まだ何も描かれてないスタンプカードが入っていた茶封筒です。日本の方にもっていただけたら、この茶封筒は僕の家を折り返し地点に、ぐるっと長旅をしてきたことになりますね。 サイズ:11.9×9.9cm 素材:茶封筒(雨宮宛の宛先がすでにボールペンにて書かれている)に色鉛筆と油性ペン(銀) サイン:日付とともに前面にあり ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます。 ※専用画材ではない支持体に描かれていることをご理解いただける方のみお求めください。 Hundred Apples From Mailbox インターネット上のリンゴの画像を読み込んでデータベースをつくり、機械学習させてひとつの「一般的なリンゴ」を導き出す(2019秋の青森での展覧会)。それをやってみた感想は「今のところ、リンゴの画像を集めてデータベースを作り、それから最も一般的なリンゴを導き出すアルゴリズムそのものも僕の精度の方が上」でした。と同時に「いつまでも僕のほうが上とかいう問題じゃないだろうな」という冷たい汗をかきました。 読み込む数を増やしてデータベースの量と学習の精度を上げるなんてことをいまだに人間のほうに課すなんてナンセンスだと言う人もいるだろうけど、まずはまとめて自分の脳に取り込んでみようとしばらく前からはじめています。いまだに「取り込み」に手描きじゃないと脳に入っていかないとは、思ったよりも自分はアナログサイドにいるようです。 僕のやってることは直接コロナ渦をテーマの中心にもってくることはないけれど、こういうことを躊躇なくはじめられる事に関してはいい時勢だなと思います。家のポストに届いた封筒とか広告とか配送のダンボールとかをA6以内の小さいサイズにしてリンゴをスケッチする。100にはあんまり意味はなくて「たくさんでほぼ毎日」みたいな意味です。
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Manuscripts Manuscripts
¥69,000
SOLD OUT
このサイトのロゴです。これをスキャンしてデータをいじって↑のロゴをつくりました。 べつにロゴを作ったほうがいいとはだれも言ってないのですが、紙の上で計画されたことが具現化されていく、という原稿の特性を考えると、なによりもこのサイトのことを記録した原稿こそがあるべきもののひとつだろうと。左上の紙は付け足し用で、データで使用した紙飛行機(向かって右側上)と、文章の追加(向かって左側下)の紙の片です。 制作年:2020年 サイズ:29.7×21cm サイン:背面にあり 素材:コクヨセクションパッド、サラサペン黒、水性顔彩、ボールペン(赤青緑) KOKUYO SECTION PAD, ZEBRA SARASA PEN(BK), mineral pigments paint,ballpoint pen (red, blue, green) ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます ※実際に原稿として使用されたもので多少の折れ等があります。ご理解いただける方のみお求めください。
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(新しい)世界
¥78,000
SOLD OUT
COVID-19以降の世界がどのようなものか。バナナの彫刻にあてはめて考えてみたものです。 ※バナナの彫刻は参考画像です。実際は一枚の紙です。 制作年:2020年 サイズ:29.7×21cm サイン:背面にあり 素材:コクヨセクションパッド、サラサペン黒、水性顔彩 KOKUYO SECTION PAD, ZEBRA SARASA PEN(BK), mineral pigments paint ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます ※多少の折れやゆがみ等がございます。ご理解いただける方のみお求めください。
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6本のバナナ『ええ、わたしたちは(せわしく)シンボリックな 参加を くりかえすのです』
¥79,000
SOLD OUT
バナナの彫刻を考えるとの同時に、2020年7月に行われる予定の、オンラインによるパフォーマンスイベントのタイトルを考えている原稿。体験の圧縮とその解凍時におけるレンダリングについて。 表にはバナナ6本に書かれた文字のイメージ、裏面には「6本のバナナを引っ掻いて文字が浮かび上がったらどの文字列がよいか」を考える原稿になっています。原稿はほとんど僕の書いたものですが、数個だけ村上龍の昔の小説からと、同じく昔の村上春樹の一節、あと歌の一節もいくつか書いてあります。 飾り方としては一定期間ごとに裏表をひっくり返すのもいいかなって思います。 制作年:2020年 サイズ:29.7×21cm サイン:表面にあり(向かって右下の方) 素材:コクヨセクションパッド、サラサペン黒、水性顔彩、ボールペン(赤青緑) KOKUYO SECTION PAD, ZEBRA SARASA PEN(BK), mineral pigments paint,ballpoint pen (red, blue, green) ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※バナナの彫刻は参考画像です。実際は表裏に書かれた一枚の紙です。 ※価格はドイツからの配送料を含みます ※実際に原稿として使用されたもので多少の折れ等があります。ご理解いただける方のみお求めください。
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Hundred Apples From Mailbox (22 March, 2020)
¥24,000
SOLD OUT
自宅に届けられた紙類をA6以内(手紙の封筒に入るサイズ)に切り、日々リンゴをスケッチしていくというコロナ渦中で始めたシリーズです。個人的には誰かの誕生日プレゼントとかに使ってもらえるのも良いかと。 ちょうど新型コロナと疑われる高熱がでていた僕の誕生日 サイズ:14.8×8.4cm 素材:ダンボールに色鉛筆 サイン:日付とともに前面にあり ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます。 ※専用画材ではない支持体に描かれていることをご理解いただける方のみお求めください。 Hundred Apples From Mailbox インターネット上のリンゴの画像を読み込んでデータベースをつくり、機械学習させてひとつの「一般的なリンゴ」を導き出す(2019秋の青森での展覧会)。それをやってみた感想は「今のところ、リンゴの画像を集めてデータベースを作り、それから最も一般的なリンゴを導き出すアルゴリズムそのものも僕の精度の方が上」でした。と同時に「いつまでも僕のほうが上とかいう問題じゃないだろうな」という冷たい汗をかきました。 読み込む数を増やしてデータベースの量と学習の精度を上げるなんてことをいまだに人間のほうに課すなんてナンセンスだと言う人もいるだろうけど、まずはまとめて自分の脳に取り込んでみようとしばらく前からはじめています。いまだに「取り込み」に手描きじゃないと脳に入っていかないとは、思ったよりも自分はアナログサイドにいるようです。 僕のやってることは直接コロナ渦をテーマの中心にもってくることはないけれど、こういうことを躊躇なくはじめられる事に関してはいい時勢だなと思います。家のポストに届いた封筒とか広告とか配送のダンボールとかをA6以内の小さいサイズにしてリンゴをスケッチする。100にはあんまり意味はなくて「たくさんでほぼ毎日」みたいな意味です。
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家族について
¥78,000
SOLD OUT
家族についての原稿。 家族についてのテキストとビニールをかぶった家族写真を顔彩で描いたものの組み合わせです。次回のレクチャーパフォーマンス(時期などは未定)のためのもので、描かれているイメージは実際の写真を元にしていて、自分と妻と子、両方の両親での記念撮影で、実際にカラフルなビニールをかぶって2008年に撮影しました。撮影者は写真家の西光雄輔さん。「集まっているにもかかわらず隔たれている」昨今の状況とは関係ない年に撮影されているものですが、コロナ渦中を感じさせる図像になっています。 2019年の個展の様子 http://snowcontemporary.com/exhibition/201909.html 制作年:2020年 サイズ:29.7×21cm サイン:表面にあり(向かって右下の方) 素材:コクヨセクションパッド、サラサペン黒、水性顔彩 KOKUYO SECTION PAD A4, ZEBRA SARASA PEN(BK), mineral pigments paint, ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます ※実際に原稿として使用されたもので多少の折れ等があります。ご理解いただける方のみお求めください。
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Hundred Apples From Mailbox (2 May, 2020)
¥24,000
SOLD OUT
自宅に届けられた紙類をA6以内(手紙の封筒に入るサイズ)に切り、日々リンゴをスケッチしていくというコロナ渦中で始めたシリーズです。個人的には誰かの誕生日プレゼントとかに使ってもらえるのも良いかと。 外出が制限されてから買い物もネットになるので服なども大きい茶封筒に入ってくることが多くなった。 サイズ:13.5×10cm 素材:茶封筒に色鉛筆 サイン:日付とともに前面にあり ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます。 ※専用画材ではない支持体に描かれていることをご理解いただける方のみお求めください。 Hundred Apples From Mailbox インターネット上のリンゴの画像を読み込んでデータベースをつくり、機械学習させてひとつの「一般的なリンゴ」を導き出す(2019秋の青森での展覧会)。それをやってみた感想は「今のところ、リンゴの画像を集めてデータベースを作り、それから最も一般的なリンゴを導き出すアルゴリズムそのものも僕の精度の方が上」でした。と同時に「いつまでも僕のほうが上とかいう問題じゃないだろうな」という冷たい汗をかきました。 読み込む数を増やしてデータベースの量と学習の精度を上げるなんてことをいまだに人間のほうに課すなんてナンセンスだと言う人もいるだろうけど、まずはまとめて自分の脳に取り込んでみようとしばらく前からはじめています。いまだに「取り込み」に手描きじゃないと脳に入っていかないとは、思ったよりも自分はアナログサイドにいるようです。 僕のやってることは直接コロナ渦をテーマの中心にもってくることはないけれど、こういうことを躊躇なくはじめられる事に関してはいい時勢だなと思います。家のポストに届いた封筒とか広告とか配送のダンボールとかをA6以内の小さいサイズにしてリンゴをスケッチする。100にはあんまり意味はなくて「たくさんでほぼ毎日」みたいな意味です。
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"Apple Between West And East, What Exhibition Is, A Catching Fish With Bare Hand" 林檎の東西、展覧会とは、魚の手づかみ
¥92,000
SOLD OUT
2018年国立新美術館で行われたDOMANI展にてイメージ部分を描きました。当時44日間美術館に常駐してレクチャーパフォーマンスの公開練習をしていたので、その中に出てくる話のひとつとしてリンゴの栽培の東西の差についてをイメージ化したものです。その後の青森県立美術館の展示へとつながることになりました。2020年、リンゴの話のほかに展覧会についてと魚の手づかみについての文章を加筆し、それらの組み合わせによる、今後行われるであろうレクチャーパフォーマンスのための原稿です。この図像はその後の作品で繰り返し使われていますが一番最初に描かれたものがこちらになります。 参考:DOMANI展での展示 http://amemiyan.com/works_2018domani.html サイズ:21×29.7cm 制作年:2018-2020年 サイン:背面にあり 素材: コクヨセクションパッド、サラサペン黒、ボールペン赤青緑、色鉛筆 KOKUYO SECTION PAD A4, ZEBRA SARASA PEN(BK), ballpoint pen (red, blue, green), colored pencils. ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます ※実際に原稿として使用されたもので多少の折れ等があります。ご理解いただける方のみお求めください。
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Hundred Apples From Mailbox (18 April, 2020)
¥24,000
SOLD OUT
自宅に届けられた紙類をA6以内(手紙の封筒に入るサイズ)に切り、日々リンゴをスケッチしていくというコロナ渦中で始めたシリーズです。個人的には誰かの誕生日プレゼントとかに使ってもらえるのも良いかと。 配達員の方ごくろうさまです。でも、あきらかに異常なぐらい「在」宅しているのに、建物にエレベーターのない我が家では、不在票になることが多くなりました。。 サイズ:10.2×14.4cm 素材:不在票に色鉛筆 サイン:日付とともに前面にあり ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます。 ※専用画材ではない支持体に描かれていることをご理解いただける方のみお求めください。 Hundred Apples From Mailbox インターネット上のリンゴの画像を読み込んでデータベースをつくり、機械学習させてひとつの「一般的なリンゴ」を導き出す(2019秋の青森での展覧会)。それをやってみた感想は「今のところ、リンゴの画像を集めてデータベースを作り、それから最も一般的なリンゴを導き出すアルゴリズムそのものも僕の精度の方が上」でした。と同時に「いつまでも僕のほうが上とかいう問題じゃないだろうな」という冷たい汗をかきました。 読み込む数を増やしてデータベースの量と学習の精度を上げるなんてことをいまだに人間のほうに課すなんてナンセンスだと言う人もいるだろうけど、まずはまとめて自分の脳に取り込んでみようとしばらく前からはじめています。いまだに「取り込み」に手描きじゃないと脳に入っていかないとは、思ったよりも自分はアナログサイドにいるようです。 僕のやってることは直接コロナ渦をテーマの中心にもってくることはないけれど、こういうことを躊躇なくはじめられる事に関してはいい時勢だなと思います。家のポストに届いた封筒とか広告とか配送のダンボールとかをA6以内の小さいサイズにしてリンゴをスケッチする。100にはあんまり意味はなくて「たくさんでほぼ毎日」みたいな意味です。
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構成のための原稿 Structural Manuscript for the radio "Halfway Happy"
¥87,000
インディペンデントキュレーター長谷川新さんによるラジオ「Halfway Happy」にゲスト出演した時の構成を組み立てるためのもっとも基礎となる原稿です。「こういうことができるかどうか?」などを探っていくタイプのもので、全体の構成を決める最初の核となります。 ラジオのアーカイブはこちら https://anchor.fm/halfwayhappy/episodes/ep-ed833g/a-a21b108?fbclid=IwAR1x5sCnQIEjDR_XSlnTdFmX2P5rlryvVWZEtb49ynH_xFRyw3noLJowYtI 制作年:2020年 サイズ:29.7×21cm サイン:背面にあり 素材:コクヨセクションパッド、サラサペン黒、ボールペン(赤、青、緑)、ユニシグノ顔料インク(シルバー) KOKUYO SECTION PAD A4, ZEBRA SARASA PEN(BK), ballpoint pen (red, blue, green), UNI SigNO PIGMENT INK (Silver) ※銀色のインクを使用しているため、光の角度で反射する部分があります。 ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます ※実際に原稿として使用されたもので多少の折れ等があります。ご理解いただける方のみお求めください。
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部分のための原稿 Practical Manuscript for the radio "Halfway Happy"
¥115,000
SOLD OUT
インディペンデントキュレーター長谷川新さんによるラジオ「Halfway Happy」にゲスト出演した時の言葉のディテールを詰めていくための原稿です。構成が決まってから言い回しや語尾などに赤入れしたり、イメージを先行させたりして詰めていきます。2枚組。 ラジオのアーカイブはこちら https://anchor.fm/halfwayhappy/episodes/ep-ed833g/a-a21b108?fbclid=IwAR1x5sCnQIEjDR_XSlnTdFmX2P5rlryvVWZEtb49ynH_xFRyw3noLJowYtI 制作年:2020年 サイズ:29.7×42cm (29.7×21×2枚組み) サイン:背面にあり 素材:コクヨセクションパッド、サラサペン黒、ボールペン(赤、青、緑)、ユニシグノ顔料インク(シルバー) KOKUYO SECTION PAD A4, ZEBRA SARASA PEN(BK), ballpoint pen (red, blue, green), UNI SigNO PIGMENT INK (Silver) ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます ※実際に原稿として使用されたもので多少の折れ等があります。ご理解いただける方のみお求めください。
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Hundred Apples From Mailbox (6 May, 2020)
¥24,000
SOLD OUT
自宅に届けられた紙類をA6以内(手紙の封筒に入るサイズ)に切り、日々リンゴをスケッチしていくというコロナ渦中で始めたシリーズです。個人的には誰かの誕生日プレゼントとかに使ってもらえるのも良いかと。 日本と比べて玄関に段差がないので靴についた汚れや菌が部屋に入ってくる感じがします。実際の清潔度のためにも精神の清潔度のためにも、機能のよいモップが必要に。 サイズ:14×9.3cm 素材:ダンボールに色鉛筆 サイン:日付とともに前面にあり ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます。 ※専用画材ではない支持体に描かれていることをご理解いただける方のみお求めください。 Hundred Apples From Mailbox インターネット上のリンゴの画像を読み込んでデータベースをつくり、機械学習させてひとつの「一般的なリンゴ」を導き出す(2019秋の青森での展覧会)。それをやってみた感想は「今のところ、リンゴの画像を集めてデータベースを作り、それから最も一般的なリンゴを導き出すアルゴリズムそのものも僕の精度の方が上」でした。と同時に「いつまでも僕のほうが上とかいう問題じゃないだろうな」という冷たい汗をかきました。 読み込む数を増やしてデータベースの量と学習の精度を上げるなんてことをいまだに人間のほうに課すなんてナンセンスだと言う人もいるだろうけど、まずはまとめて自分の脳に取り込んでみようとしばらく前からはじめています。いまだに「取り込み」に手描きじゃないと脳に入っていかないとは、思ったよりも自分はアナログサイドにいるようです。 僕のやってることは直接コロナ渦をテーマの中心にもってくることはないけれど、こういうことを躊躇なくはじめられる事に関してはいい時勢だなと思います。家のポストに届いた封筒とか広告とか配送のダンボールとかをA6以内の小さいサイズにしてリンゴをスケッチする。100にはあんまり意味はなくて「たくさんでほぼ毎日」みたいな意味です。
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Hundred Apples From Mailbox (4 May, 2020)
¥24,000
SOLD OUT
自宅に届けられた紙類をA6以内(手紙の封筒に入るサイズ)に切り、日々リンゴをスケッチしていくというコロナ渦中で始めたシリーズです。個人的には誰かの誕生日プレゼントとかに使ってもらえるのも良いかと。 7日から10日に一度買い物にいく。毎日のようにスーパーに行って、いろんな種類のリンゴを買ってみる日々はいつ戻るか。箱入りりんごのパッケージ。 サイズ:10×13.3cm 素材:ダンボールに色鉛筆、顔彩、タッチアップペン(ゴールド) サイン:日付とともに前面にあり ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます。 ※専用画材ではない支持体に描かれていることをご理解いただける方のみお求めください。 Hundred Apples From Mailbox インターネット上のリンゴの画像を読み込んでデータベースをつくり、機械学習させてひとつの「一般的なリンゴ」を導き出す(2019秋の青森での展覧会)。それをやってみた感想は「今のところ、リンゴの画像を集めてデータベースを作り、それから最も一般的なリンゴを導き出すアルゴリズムそのものも僕の精度の方が上」でした。と同時に「いつまでも僕のほうが上とかいう問題じゃないだろうな」という冷たい汗をかきました。 読み込む数を増やしてデータベースの量と学習の精度を上げるなんてことをいまだに人間のほうに課すなんてナンセンスだと言う人もいるだろうけど、まずはまとめて自分の脳に取り込んでみようとしばらく前からはじめています。いまだに「取り込み」に手描きじゃないと脳に入っていかないとは、思ったよりも自分はアナログサイドにいるようです。 僕のやってることは直接コロナ渦をテーマの中心にもってくることはないけれど、こういうことを躊躇なくはじめられる事に関してはいい時勢だなと思います。家のポストに届いた封筒とか広告とか配送のダンボールとかをA6以内の小さいサイズにしてリンゴをスケッチする。100にはあんまり意味はなくて「たくさんでほぼ毎日」みたいな意味です。
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Apple and Universality
¥96,000
SOLD OUT
林檎と普遍性についての原稿。オリジナルのテキストは2019年青森県立美術館にて行われた展覧会、青森EARTH2019:いのち耕す場所-農業がひらくアートの未来 キュレーション:奥脇崇大 の出品作のために書いたステイトメントの一部が書かれています。レクチャーパフォーマンスでりんごの話を導入に使う時によく触れる内容で、「りんごの軸がカーブしているのは上方に空があり、下方に重力がかかっている、すなわち我々人類が長く地球の表面に暮らしているからだ」という、リンゴをモチーフに普遍性へとリーチした文章です。 2枚組。 English http://amemiyan.com/images/texts/2019/201911/aomoristatementen.pdf 日本語 http://amemiyan.com/images/texts/2019/201911/aomoristatementjp.pdf 制作年:2020年 サイン:表面左下にあり サイズ:29.7×42cm(29.7×21cm ×2枚組み) 素材:コクヨセクションパッド、サラサペン黒、水性顔彩 KOKUYO SECTION PAD A4, ZEBRA SARASA PEN(BK), mineral pigments paint, ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます ※実際に原稿として使用されたもので多少の折れ等があります。ご理解いただける方のみお求めください。
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林檎と普遍性
¥96,000
林檎と普遍性についての原稿。オリジナルのテキストは2019年青森県立美術館にて行われた展覧会、青森EARTH2019:いのち耕す場所-農業がひらくアートの未来 キュレーション:奥脇崇大 の出品作のために書いたステイトメントの一部が書かれています。レクチャーパフォーマンスでりんごの話を導入に使う時によく触れる内容で、「りんごの軸がカーブしているのは上方に空があり、下方に重力がかかっている、すなわち我々人類が長く地球の表面に暮らしているからだ」という、リンゴをモチーフに普遍性へとリーチした文章です。 2枚組。 制作年:2020年 サイン:背面にあり サイズ:29.7×42cm(29.7×21cm ×2枚組み) 素材:コクヨセクションパッドA4、サラサペン黒、水性顔彩 KOKUYO SECTION PAD A4, ZEBRA SARASA PEN(BK), mineral pigments paint, ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます ※実際に原稿として使用されたもので多少の折れ等があります。ご理解いただける方のみお求めください。 English http://amemiyan.com/images/texts/2019/201911/aomoristatementen.pdf 日本語 http://amemiyan.com/images/texts/2019/201911/aomoristatementjp.pdf
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“A Fish, Me and The Moss Man” 魚と僕と苔男
¥78,000
SOLD OUT
魚のてづかみについてのパフォーマンス原稿。魚の手づかみをしていたら光を背に「苔男」が現れた、という部分についてのイメージです。2008年に今はなくなってしまったトーキョーワンダーサイト渋谷という場所で行った展覧会のカタログに収録されているテキストをもとに書かれています。2枚組。 制作年:2020年 サイズ:29.7×420cm (29.7×21cm ×2枚組み) サイン:背面にあり 素材:コクヨセクションパッド、サラサペン黒、ユニシグノ顔料インク(シルバー)、水彩色鉛筆 KOKUYO SECTION PAD A4, ZEBRA SARASA PEN(BK), UNI SigNO PIGMENT INK (Silver),colored pencils. ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます ※実際に原稿として使用されたもので多少の折れ等があります。ご理解いただける方のみお求めください。 In my hand that I thrust through a gap between the rocks I’m holding a trout as big as I’ve never seen before. Long sunbeams were streaming through the leaves of the beech trees. I’m desperate to see the whole thing as soon as possible as the extremely cold water paralyzes my body right down to the bones. Don’t move now – this is the only thought that both me and the fish are sharing in this moment. I concentrate on every single one of my fingertips, so much that my entire body becomes my right hand, and my hand and the fish seem to be the only things that exist in the whole wide world. After about an hour, a moss man appears out of the blue, stares at me with his back to the light as I stand there unable to move, and says in a voice that is loud and clear yet soft enough not to break the hushed silence of the universe. “What you’re trying to do these days is to go into the wilderness in full dress and see a close friend you’ve never actually met before. ” As soon as he stops speaking, he disappears, so it’s once again only me and the fish. But it occurs to me that this moss man must know at least part of the truth about what I’m presently working on, so I loosen my grip, let go of the fish, and quite unsure of whether I’d eventually catch him or not, I run after the moss man. From the corner of my eye I see how the trout wriggles its body just once, and slowly begins to move as well. 日本語 ところで、大岩の隙間に突っ込んだ僕の手中には、今までにない大きさの山女魚がいる。ブナの樹々からの長いこもれび。極度に低い水温は骨まで痺れさせ、一刻も早く全貌を見たいと焦らされる。 今すぐに動くべきではないことーーそれだけが僕と魚の共通認識だ。指先と指先につながる全てに集中していく。全身は右手となり、今となっては広い世界に右手と魚しかいない。 1時間ぐらい経っただろうか、ふいに現れた苔男は、動けない僕を逆光で見おろし、通りのよい、しかし世界の静寂を決して破らない声で言う。 「君が最近しようとしている事は、荒野の中を、未だ会ったことのない親友に正装して会いに行くようなものさ」 そう言うと彼は去り、再びここには僕と魚だけだ。 でも、現在僕が制作していることの真実の何割かを苔男が知っているような気がして、魚を握る手をゆるめ、追いつくかどうかわからない彼を早足で追うことにした。 歩き出す目の端で、山女魚は一度だけからだをくねらせ、ゆっくりと動きはじめた。
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ZINE: 入船(ニューフネ)
¥1,200
SOLD OUT
僕も2年にわたって(密かに梅田さんと続けていたブログも含めるともっと長いし、最初の年は帰国できなくて、なのでもっと長くかかわってる感覚で)かかわってきた船のクルーズ作品にまつわるZINE。クルーズ自体は極めて一回性が強いというか、誰一人同じ経験をしてないんじゃないかっていうものだったのだけれど、それだけにこれは記録というよりも「同じような体験を本という形で口に出してみたら」みたいなもの。僕が最初にみた印象は、企画者から執筆者からデザイナーまでがすごく誠実に仕事してるなと思いました。なんというか「皆がこういうふうに仕事してると、世界ってきっと少しずつだけど良い方にいく」って思いました。実はこの冊子作ってる時期に僕自身は忙しくて(こんな文字書くの好きなのに。いや、だからこそ)執筆はほとんどできなかったんです。なので、さわひらきさんと西光雄輔さんの対談に登場したり、その後のブログに掲載した、米原昌郎さんとやってた坊主二人のユニット「右上」時代の油彩、西光さんのエッセイ、裏表紙の写真、あたりにだけ登場してます。 ひとつひとつ、クルーズが行われた川の水に浸されてヘロヘロしてます。一回性が高く、水辺で行われて再現できないイベントを再現する代わりに、手にとった人が川べりでこの雑誌を拾い上げたかのような「一回性」が代入、いや新たに生産されていると思います。 内容: 梅田哲也らによる船のツアー・パフォーマンス「5つの船(夜行編)/2015」「7つの船/2016」および、梅田哲也とhyslomの「船・2017」など一連のプロジェクトから派生するマガジンで、主に「7つの船」にまつわるテキストと、これにコラボレーターとして様々なかたちで参加した人々による寄稿で構成。 執筆者: 阿児つばさ、アンナ・プタック、雨宮庸介、飯沢未央、梅田哲也、河田聡、九鬼みずほ、さわひらき、辰巳量平、西光祐輔、堀尾寛太、hyslom、船川翔司、松井美耶子、山本麻紀子、ほか アートディレクション・デザイン: 尾中俊介(Calamari Inc) 仕様: B5サイズ/60ページ/折れ、縒れ、破れ、くっつきあり/木津川もしくは尻無川の水に浸してから乾燥 価格: 1200円(税込・送料込) WEBSITE: http://newfune.com/ ※この商品は注文が確定後、「7つの船実行委員会」により日本国内より発送されます。 「入船」について ひとたび夜に滑り出ると船はただの小さなアルミの塊になって、 水の上には路がありませんから、一瞬にして大きな地図の上でみえなくなってしまいます。感覚の話ですが、これはきっと圧倒的に自由であるということと似ています。油の混じった真っ黒い水の底に、実はたくさんの生き物が住んでいるのです。 となりの小さな堀川のウナギはおいしく食べられるだとか、その先の造船所に住みついた獣がこどもを五匹出産して住んでいるだとか、そもそもこの川の水を舐めるとちょっとだけしょっぱいのだということを、ほんの数年前まで知りませんでした。 お金持ちが土地を所有していたせいで橋の向きが違うとか、川底に貴重な陶器が沈んでいるとか、有名なお菓子のルーツが川沿いにあったのだとか、話として知らないことには想像もつかないようなことがある一方で、かつてここが海であった名残りは地名や地形などで街のいたるところに散らばっていて、水門をひとつ抜けるとそのまま世界の海とつながっているということは、みんなが知っているあたりまえのことでもあるわけです。知っているのに見えづらくなっているからこそ、その小さな根拠をつきつけてくる身近な体験にとりつかれてしまうのかもしれません。 この本は、夜のクルーズで一度は川に流れてバラバラに散らばったその小さな出来事の断片を、もう一度海の底からすくい上げてホッチキスで閉じたものです。黒い水の底への入り口として。入船。 梅田哲也
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「あ、あな、あなた」パンフレット
¥1,315
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展覧会パンフレット 「あ、あな、あなた」 1万8000文字超のロングインタビュー収録 展覧会の様子: http://amemiyan.com/works_2018aholeandyou.html ※水戸駅前にできたギャラリーのこけら落とし展にて作品兼入り口としてシャッターに穴をあけました。その行為自体を受けて、デザイナーの尾中さんがデザインしたパンフレットです。表紙には8倍の面積の紙が折りたたまれ使用されています。実際は製本されているのでひらけませんが、ひらくと丸い穴が中心に開いた大きな紙になる、という複雑な仕様です。その部分は手作業なので一枚ずつ仕上がりが違います。 図録仕様 B5 判 中綴じ 40頁 日英バイリンガル カラー|8頁 モノクロ|32頁 あ、あな、あなた 雨宮庸介 発行日 2019年3月15日初版 編著 雨宮庸介 インタビュー・翻訳 桐山明日香 展示写真 大谷健二 アートディレクション・デザイン 尾中俊介(Calamari Inc.) 印刷・製本大村印刷株式会社 発行 ARTS ISOZAKI 茨城県水戸市三の丸1-4-17 ※こちらの商品は注文を確認後 SNOW Contemporary が代行して発送いたします。 A Hole, and You by Yosuke Amemiya Published on 15 March, 2019 Author/Editor Yosuke Amemiya Interview/Translation Asuka Kiriyama Photo (color) Kenji Otani Art direction/Design Shunsuke Onaka (Calamari Inc.) Printed by Omura Printing Co., Ltd. Published by ARTS ISOZAKI Sannomaru 1-4-17, Mito, Ibaraki, Japan Tel: 070-2800-9585 Email: hiroya_isozaki@icloud.com
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Hundred Apples From Mailbox (26 May, 2020)
¥24,000
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自宅に届けられた紙類をA6以内(手紙の封筒に入るサイズ)に切り、日々リンゴをスケッチしていくというコロナ渦中で始めたシリーズです。個人的には誰かの誕生日プレゼントとかに使ってもらえるのも良いかと。 Golden Delicious: 両親ともにゴールデンの名前をもつGrimes Golden × Golden Reinetteにより生まれた品種。実はやわらかくて甘さが強い。アカギ、ガラ、東光、王林、ジョナゴールド、世界一、つがる、陸奥、レッドゴールド、シナノゴールドなど、名だたる品種の親品種。日本はどうやらコロナ渦が収束に向かっているような雰囲気みたい。ベルリンはまだまだって感じではありつつ、初夏の気持ち良さには皆勝てないようで、浮かれた感じが街の各所に見られる。自宅で過ごすことが多くなると日本の本が読みたくなる。こちらは東浩紀さんの新対話篇、の封筒。「日本からの郵便物を特別扱いしすぎ」と言われたけど、違います、日本以外にすんでいると「日本からの郵便物はいつも特別」なんです。今のように自由に行き来が難しい時期には特にね。 サイズ:14.2×10.2cm 素材:日本からの書籍用茶封筒、色鉛筆、顔彩 サイン:日付とともに前面にあり ※作品本体のみの販売となります。額装をお考えの方はご相談ください。 ※価格はドイツからの配送料を含みます。 ※専用画材ではない支持体に描かれていることをご理解いただける方のみお求めください。 Hundred Apples From Mailbox インターネット上のリンゴの画像を読み込んでデータベースをつくり、機械学習させてひとつの「一般的なリンゴ」を導き出す(2019秋の青森での展覧会)。それをやってみた感想は「今のところ、リンゴの画像を集めてデータベースを作り、それから最も一般的なリンゴを導き出すアルゴリズムそのものも僕の精度の方が上」でした。と同時に「いつまでも僕のほうが上とかいう問題じゃないだろうな」という冷たい汗をかきました。 読み込む数を増やしてデータベースの量と学習の精度を上げるなんてことをいまだに人間のほうに課すなんてナンセンスだと言う人もいるだろうけど、まずはまとめて自分の脳に取り込んでみようとしばらく前からはじめています。いまだに「取り込み」に手描きじゃないと脳に入っていかないとは、思ったよりも自分はアナログサイドにいるようです。 僕のやってることは直接コロナ渦をテーマの中心にもってくることはないけれど、こういうことを躊躇なくはじめられる事に関してはいい時勢だなと思います。家のポストに届いた封筒とか広告とか配送のダンボールとかをA6以内の小さいサイズにしてリンゴをスケッチする。100にはあんまり意味はなくて「たくさんでほぼ毎日」みたいな意味です。